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医院方針
重篤な病気にならないよう、日頃の生活習慣の改善が大切です。
当クリニックでは、高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療に力を入れています。生活習慣病は、脳梗塞や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患を発症するリスクが高いうえに、歩行困難、麻痺といった後遺症を負ったり、命を失ったりする恐れもあるので、注意が必要です。
重篤な病気を患わないためには、その先を見据え日頃の予防が大切だと考えます。そのため、患者さまに塩分減量、カリウム摂取、ダイエット、アルコール抑制など、個人レベルでできる生活改善の指導をしています。
このように、薬剤を使用することなく、できるかぎり生活習慣の改善で病気を緩和できるよう取り組んでいます。
私について
久山町研究室に勤務した経験から、広い視野で診療できます。
私は、九州大学医学部第二内科 久山町研究室に18年間従事しました。こちらの研究室では久山町にお住まいの方々を対象にした脳卒中、心血管疾患などの疫学調査をおこなっています。脂質異常症をメインに研究していくなかで、感じたのは予防の重要性でした。この経験が、現在の生活習慣の改善指導に役立っています。
また、久山町研究室では、患者さまを最後まで診ることを基本としていたため、ある患者さまが耳鼻咽喉科を受診された場合、どんな治療をしているのか把握しなければなりませんでした。多くの診療科目を知っておく必要性から勉強をしてきたことが、広い視野で診療することにいかされています。
患者さまへの思い
患者さまにとって「良い相談相手」であり続けたいです。
患者さまが、気軽に何でも話すことができる「良い相談相手」でありたいと思っています。単に病を治療するだけではなく、悩みや苦しみにも親身になって対応するよう心がけています。というのも、何でも話していただくことで、病気が判明する可能性があり、私に悩みを話すことで、ストレスを発散して病気の緩和につながることがあるからです。
また、診療では、一方的におし進めることはしません。お話をしっかり聞き、ご本人とご家族に同意していただいたうえで、患者さまのペースに合わせて進めています。たとえ一度きりしか来院されない方であっても、病気で苦しんでいる患者さまの気持ちになって精いっぱい診ることをポリシーとしています。
その想いは、法人名の「ヒュギエイア」という言葉にも込められています。ヒュギエイアとは、ギリシャ神話に登場する女神の名前です。「薬の女神」「予防の女神」と呼ばれており、患者さまの健康と幸せへの願いを意味しています。